科目:平成25年度夏学期 力学B (524教室) 平成23年度のHPはこちら
※第1回〜第9回レポートを16号館224Aのボックスにて返却中
担当:鳥井 寿夫(とりい よしお) 居室:16号館224A
tel: 03-5454-6757 (内線46757)
e-mail:
ytorii@phys.c.u-tokyo.ac.jp
授業日:毎週木曜2限10:40〜12:10)、4月11日〜7月4日(計13回)
評価:毎回の授業で出されるレポート(50%)+期末試験(50%)
レポートの提出期限:次回の授業の開始前。教室にて回収。
教科書:特に指定しない。以下に参考書を挙げる
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ファインマン物理学I「力学」(岩波書店)
ノーベル物理学賞のファインマンが1960年代にカリフォルニア工科大学で(たった一度だけ)行った1,2年生向けの講義を録音し、それを同僚のレイトン、サンズが教科書にまとめ上げたもの。「力学」という枠にとらわれず、物理学全体または他の学問分野を常に視野に入れた説明は、他の教科書では見られない。図や具体例も豊富で、数学の説明も丁寧である。今や古典的名著である。他の巻(U〜X)も含めて、物理に関わる学生は、できれば原書で読んでもらいたい。
A
藤原邦夫著・物理学序論としての力学(東京大学出版会)
古典力学の歴史的背景がよくわかる。脚注や補足説明多い。実際に著者が行った実験データが多数取り入れられており、情熱が伝わってくる。実のある一冊。
B
兵頭俊夫著・考える力学(学術図書出版)
力学で押さえるべき内容をシンプルにまとめてある。数学の説明が丁寧である。卑近な例をふんだんに取り入れてあり、面白く読める。物理未修者にはおすすめ。
回 |
日付 |
内容 |
レポート問題 |
配布物 |
講義スライド |
1 |
4/11 |
物理学とは、不確かさ、単位系、物理量と単位、次元解析 |
なし |
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2 |
4/18 |
平均値の不確かさ、速度と加速度の定義、等速円運動 |
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3 |
4/25 |
ガリレオの落体の法則、ケプラーの法則、ニュートンの運動の3法則と万有引力 |
なし |
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4 |
5/2 |
等価原理、キャベンディッシュの実験、放物運動、モンキーハンティング、重さとは何か |
なし |
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5 |
5/9 |
力のつりあいと作用・反作用の法則、運動量と力積 |
なし |
前回の続き |
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6 |
5/16 |
運動量保存則、様々な力(フックの法則、摩擦力、垂直効力、張力、慣性抵抗、粘性抵抗)、1階線形常微分方程式 |
なし |
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7 |
5/23 |
テイラー展開とマクローリン展開、オイラーの公式、2階線形常微分方程式の解法、単振動、終端速度 |
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なし |
修正版pdf |
8 |
5/30 |
アルミカップの終端速度、減衰振動、強制振動と共鳴、 |
アルミカップ(希望者のみ) |
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9 |
6/6 |
極座標を用いた運動の記述、相対運動と慣性力 |
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10 |
6/13 |
遠心力とコリオリ力、フーコーの振り子 |
←問3(2)の補足(ヒント) |
改訂版pdf |
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11 |
6/20 |
仕事の原理、運動エネルギーとポテンシャルエネルギー、保存場、エネルギー保存則 |
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12 |
6/27 |
角運動、トルク、慣性モーメント、角運動量保存則 |
授業評価アンケート |
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13 |
7/4 |
剛体の力学、やじろべえ、地球こま、歳差運動 |
pdf(最終回) |
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改訂版pdf |
補講 |
7/11 3限 |
時間が許す限りレポート問題の解説をします。教室は通常の524です。解説して欲しいレポート問題のリクエストは鳥井までメール(ytorii@phys.c.u-tokyo.ac.jp)でお願いします。 |
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講義スライド最終版
(全175ページ):pdf