科目:平成21年度冬学期 物理学A(電磁気学) (723教室)
担当:鳥井 寿夫(とりい よしお) 居室:16号館224A
tel:
03-5454-6757 (内線46757)
e-mail:
ytorii@phys.c.u-tokyo.ac.jp
http://maildbs.c.u-tokyo.ac.jp/~torii/
毎週火曜2限(10:40〜12:10)、10/06〜12/22、1/12〜1/26(計13回)
11月24日は、駒場祭のため休講
評価:毎回の授業で出されるレポート(30%)+期末試験(70%)
レポートの提出期限:次回の授業の開始前。教卓にて回収。
教科書:特に指定しない。毎回配るレジュメがテキストになる。
<教科書>
特に指定しない。以下に参考書を挙げる(読み物と思えばよい)。
@加藤正昭著・電磁気学(東京大学出版会)
本の薄さの割には教養で習うべき電磁気学をすべて緻密にまとめてあるスタンダードな教科書。具体例や補足説明、演習問題も多い。
Aファインマン物理学III「電磁気学」(岩波書店)
ファインマン(1965年ノーベル物理学賞)が実際にカリフォルニア工科大学で行った講義をまとめたもの.物理現象の本質を簡易な言葉で説明する能力において、彼を上回る人はいないであろう。不朽の教科書
。
B太田浩一著・電磁気学の基礎T、U(シュプリンガー・ジャパン)
「すべての法則や公式の原論文を読むまで書かない」というポリシーのもとに執筆されたマニアックな教科書。電磁気学の歴史書とも言える。記述は極めて丁寧だが、内容は高度である。ベクトル解析に慣れてから読むとよい。
講義資料
回 |
日付 |
内容 |
レポート問題 |
配布物 |
講義スライド |
1 |
10/6 |
Clicker
questions,単位系 |
なし |
なし |
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2 |
10/13 |
電荷の性質、クーロンの法則、流速場とガウスの法則
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なし |
なし |
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3 |
10/20 |
ガウスの法則の応用 |
1章1 |
なし |
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4 |
10/27 |
電場と電位 |
1章2,3 |
なし |
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5 |
11/10 |
導体の性質 |
なし |
なし |
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6 |
11/17 |
電気容量、コンデンサ充電・放電 |
1章4 |
なし |
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7 |
12/1 |
静電エネルギー、原子核の静電エネルギー、電流密度 |
1章5 |
なし |
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8 |
12/8 |
オームの法則、キルヒホフの法則、特殊相対性理論 |
2章1 |
なし |
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9 |
12/15 |
特殊相対性理論 |
なし |
なし |
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10 |
12/22 |
電流が作る磁場、ビオ・サバールの法則 |
3章1、2 |
なし |
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11 |
1/12 |
静電磁場の基本本則、ガウスの定理、ストークスの定理 |
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12 |
1/19 |
時間変動する電磁場、変位電流、マクスウェル方程式 |
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13 |
1/26 |
電磁波 |
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<参考資料>